音楽、習い事、趣味を持つ。。。
主婦であり、仕事と4人子育て(子育て中)一杯だった私には無縁思っていましたが、45歳過ぎてから始めました。
きっかけは、ハウステンボスでウクライナ出身演奏者のアンサンブルを聴いていた時、「ピアノとかではなく、バイオリンやチェロを弾けたらいいな」と言う一言を主人が覚えており、楽器店を覗いた時に数十万すると思っていたバイオリンが、思ったより手の届く数万で初心者向けで販売されており「(全く音楽に縁のない、音感もない私が)習ったら面白いからやってみたら?」と、主人が後押ししてくれました。
高嶺の花のバイオリン、本当に無縁の楽器。バイオリンなんて触ること自体烏滸がましい!ましてやカラオケに行っても音痴、音感すらない私が。
【音が出るはずない】、
【そう簡単な楽器ではない】
と、思いながら無料レッスンに参加。
講師にバイオリン握り方、構え方、弓の持ち方、肩から背中まで反る様な立ち方と肩と顎でバイオリンを挟んで固定させる、初めての体制。言われるまま弾いて見ると、意外と弓をひく時と音が出たことにびっくり!!
「音が出た!」思わず叫んでしまいました。
ですが、その先が大変!
弓を右手で引きながら、親指でバイオリンのネック部分を支えながら左の人差し指と中指、薬指で順番に弦を抑え、弓をひくと音階がそれぞれ鳴るんですが、、、、、、、、左右違う動作に、右手の弓持つ手は緩みビョヨ〜ンみたいな音になり、最初の弓引くだけとは勝手が違い。
弦も4本あり、今の音の音階も分からない私。
難しい、無理なんじゃないか、本当に弾ける様になるのか?と口に出してしまったとき講師の先生より
「結構、あなたより上の年齢の方も習いにきているし、最初は皆さん同じ状態。一曲弾けるようになるのは一年以上かかる人もいれば早い人もいる。弾ける様になると楽しいですよ」
と。上は70代の方も通われており、発表会にも出られたりグループで演奏されたりと最近はバイオリンを習い始める方が多いそうです。
その日さらに弦の抑えかたや4本あるうちのひとつA線と言うの弦で、ラシドレの音源を習いました。30分と短い時間でしたが、終わる頃には楽しくなり「もう少し弾いてみたい、やってみようかな」という気持ちがワクワクと舞い上がり、教室を出て待ってレッスンが終わるのを待っていた主人に伝えたところ、快く?「頑張って俺にも教えてくれ」と言ってくれました。
それから、2年。仕事と家事(適当)、工芸品(レジン、クイリング、つまみ細工など)作り、バイオリンレッスンに週一回通い、初級から中級へレベルアップ。と、いっても今だにこの音が「ラ」とかわからないし、楽譜ないと演奏できないし、間違えるし、ビョヨ〜ンみたいな音出るし。。。。
それでも、46歳にしてスクール内の初発表会にて一年して参加。曲は「Holst jupiter](ジュピター)
舞台に上がるまでは余裕あったのに、、、、
舞台上では楽譜すら目の前真っ白になってしまい、何をどこを弾いているのか分からなくなってしました。
ですが、演奏後に講師の先生より「よく最後まで弾けて良かった」、主人から「ジュピターを引いたことがすごい良かった、誇りに思う」と言われ、今までのレッスンが報われた気がして、「やって良かった」、「音楽って聴く側だけではなく演奏する側にもなんとも言えない感激」「達成感」を貰えることを知りました。
ちなみにその他に、「You Raise Me UP」(ユーレズミーアップ)、「キセキ GReeeeN」、「アメイジング.グレイス」「聖者の行進」を練習しました。
まったく未知の世界に入り込み、私の人生は明るく前向きになりました。「出来ないのではないか」「向いていないのではないか」「どうせ私なんかに….]などマイナス思考が少なくなり、更にいろんな曲に挑戦してみようと思いました。
もちろんレッスン料かかるし、時間も必要。家では遅くまで弾けないなど問題はあります。
私は帰ってから、趣味の時間を作り、夕飯の支度、翌日の準備、入浴、睡眠と流れができてきました。趣味に没頭しすぎて主人から怒られることもありました💦
余談ですが、クイリングやレジンで
工作していると時間を忘れて
没頭してしまっていた時期もありました。右はクイリングでトトロ作ってみました。
何をはじめるにも継続は必要。数時間、数日ではなく何年も先の自分に自信を持つ想像をして、これからも、バイオリン続けていきたいと思っています。いつか人前で堂々と弾けるように!
30分で弾けるヴァイオリン!楽器とレッスンがセットでおトク♪
私とバイオリンの出会いから現在まで、教えてくれと言っていた主人は「ハッピバースデイ」やドラクエの曲などなど即興で弾いています。
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