
「さんふらわあくれない」に乗って、大阪まで来ました!!実は生まれは大阪で生まれすぐに宮崎に転居した私。大阪城前での写真が一枚ある程度なのですが、大阪はなんとなく繋がりがある印象があります。
今回は結婚記念日旅行(車旅)なのですが、携帯マップだと大阪の道は上を走っていくのか下を走っていくのか全く分からない、完璧宮崎人です。
[さんふらわあ・くれない/むらさき]別府⇔大阪船旅。結婚記念日の優雅な一泊旅行 | じゃっかるのブログ
大阪港から「道の駅かつらぎ西」
大阪から高野山まで約1時間半。途中寄り道したので、時間はもっとかかっています。
「さんふらわあ」では高校生の修学旅行団体と一緒になりかなりの待ち時間があったので、フェリーをおりてから、朝食調達のため「道の駅かつらぎ西」でに寄りました。
鮎ずしと和歌山みかんを購入。鮎は柔らかくて食べやすくとても美味しかったです。
「たつみ」というお店はかつらぎ町というところにある、うどんやおでんなどされているお食事処のようです。
やはりみかんの名産地。甘くて美味しかったです。ほぼ息子が食べてしまいましたが。。。
国道480号線を利用して高野山へ向かう。
途中気になる看板を見つけました

「ごせのぶどうりんご」の看板
大粒のぶどう収穫できるようです。
私が気になったのは「どってらいうまい」の文字
「どってら」ってなんだろうと調べたら
和歌山弁で、「とても美味しい」という意味
強調のニュアンスが含まれており、驚くほど美味しいものを食べたときに使われることが多い表現だそうです。
他にも
「つれもて行こら」は「一緒に行こう」という意味で、親しみを込めた表現もで親しみを込めた表現あるそうです。
方言を知ると、その土地の文化や人々の温かさが感じられて面白いですね!
高野山までも道のりを楽しみながら

和歌山の自然を堪能しました。
高野山
高野山大門のT字路を曲がると高野天川線に入ります。

高野天川線は四季折々の自然を楽しみながらドライブやツーリングにも最適な通路になっています。
自然豊かな景観と歴史的なスポットが楽しめるルートになっていました。
駐車場
道もわからず駐車場も見つからない(-_-;)
道なりに進み、東根院を左に曲がったところ、「駐車場」の茶色い看板のみ目に入りました。
そこは高野山宿坊協会で、8台ほどしか駐車できません。
駐車場代金は最初の一時間は400円、30分ごとに150円。
ここから奥之院まで行って帰ってくるのに約2時間かかったので駐車場代は700円くらいでした。
駐車場は有料で、台数もさほど止められません。
通りをそのまま行くと大きな駐車場とがありました。
受付で高野山の地図をいただき案内をしてくださいました。


「金剛峯寺が主催する試験に合格」した「金剛峯寺境内案内人」が常駐されており高野山の歴史や魅力を深く理解できるように案内してくれるガイド。高野山へご参拝に訪れた皆様に高野山の歴史や良さを案内してくださいます。申し込みは高野山宿坊協会を通じて行い有料となっています。
一の橋を渡って諸大名墓石群


↑一の橋
←弘法大師御廟の浄域への入り口に当たります。正式には「大渡橋」または「大橋」といいます。

駐車場先は紅葉が赤々として綺麗でした。
一の橋:橋の前で一礼し、脱帽して渡るのが礼儀とされているそうです。
奥之院参道:樹齢700年を超える杉木立が生い茂り、約20万基の墓碑が並びます。ここには皇族、大名、文人、庶民など、さまざまな階層の人々の墓石があり、戦国武将の武田信玄や上杉謙信、織田信長、伊達政宗などの供養塔も見られ、歴史と自然に囲まれた神聖な地を満喫でき、歴史好きにはたまらないスポットとなっています。



一の橋から歩いていくと思わず深呼吸してしまうほど、胸が膨らみ心が開き戦国時代に入った気分になりました。木々の間からの日差しがとても神秘的です。
これだけの歴史を残し、生きるすべを教えてくれる人生の指針を感じさせてくれる存在となりました。
金剛峯寺や壇上伽藍を訪れて、高野山の文化や歴史を感じるのもおすすめです。
奥之院まで行って、そのまま駐車場まで行きホテルへ向かったため、他見どころ見逃しました。
夫婦でまた行こうね。
奥之院
奥之院は、高野山の信仰の中心であり、弘法大師空海の御廟がある神聖な場所で、壇上伽藍と並ぶ高野山の二大聖地の一つとされ、弘法大師が1200年以上にわたって永遠の瞑想を続けていると信じられています。
「和解の聖地」とも呼ばれ、かつて敵対していた武将たちの供養塔が並んでいます。例えば、上杉謙信と武田信玄、石田三成と東軍の武将たちなどが共存しているのは、高野山の懐の深さを示しています。さらに、奥之院には「神仏習合」の影響が見られ、仏教の聖地でありながら鳥居が立っている場所もあります。これはかつて高野山が宗教戦争を未然に防いだことと関係していると考えられています。奥之院の歴史は、単なる墓所ではなく、日本の宗教や文化の変遷を映し出す重要な場所ということになります。
歴史戦国武将や歴史上の人物の供養塔が並び、日本の歴史の重みを感じることができる観光地です。
![]() | るるぶ和歌山 白浜 パンダ 高野山 熊野古道'25 (るるぶ情報版) [ JTBパブリッシング 旅行ガイドブック 編集部 ] 価格:1188円 |

弘法大師御廟(こうぼうたいしごびょう))

ここは高野山の中でも最も神聖な場所と知られ多くの参拝者が訪れます。
真言宗の開祖・空海(弘法大師)が入定したとされる霊廟で、空海は今もなお瞑想を続けていると信じられ、毎日食事を供える「生身供(しょうじんぐ)」の儀式が1200年以上続けられています。
参拝途中、朝6時と10時30分に御供所で調理された食事が、嘗試(あじみ)地蔵で味見を経て、僧侶によって御廟へと運ばれていて、ちょうど10時30分の儀式にお目にかかることができました。
1200年間、弘法大師が今も生きていると信じられておられ、伝統を守り続けることの尊さを感じました。とても貴重な時間でした。興味があれば、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
「三山巡り(きよめ橋)」
供養所から「三山巡り(きよめ橋)」へ向かうと。。紅葉が綺麗な道へとつながりました。



「三山巡り」とは、高野山周辺の三つの山(摩尼山・楊柳山・転軸山)を巡る参道へ繋がっているようです。
歴史を感じながら自然を楽しめるコースになっているようです。
きよめ橋を渡ると戦争で亡くなられた方々を供養するための場所「英霊殿」があります。
「英霊殿」までの通りは紅葉が綺麗で、多くの方が写真を撮られていました。
最後に
観光客はほとんど海外の方が多く、手を合わせて礼拝されている方もいました。
高野山を訪れ、霊的な静寂や心の浄化を感じ自分と向き合うことができる聖地でした。
日々精進し、生き方を考えさせられました。
また紅葉が綺麗な時期でしたので、歴史と自然を楽しむことが出来ました。
あなたが高野山を訪れたら、どんな感想を持つと思いますか?
さてこれから宿泊先の「ホテル川久」へ向かいます。


コメント